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世界最大の端渓四海昇平硯
世界最大の端渓四海昇平硯
端渓硯とは、中国広東省の斧柯山や北嶺などから採れる端渓石と呼ばれる中国の二大名石の一つで、その硯石は古くは唐代の初期に発見され、約千三百年にわたって採掘されてきました。 そのことから、端渓石といえば最上の硯。といわれるほど著名な硯石です。
世界最大の端渓四海昇平硯
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■■端渓四海昇平硯■■


この硯は高さ206cm、幅93cm、厚さ7,5cmの長方式瓶形硯です。この硯の石は現在まで世界最大の方形硯です。この硯の石は100余年前端渓の麻子坑付近の坑洞から採石し、5年前工場に収集しました。 硯の石質はきめが細かく、艶やかで、幼児の肌の様で、潤いを持ち、手触りは清涼な感じで平たく滑らかです。硯石の中に火捺、青花、銀綫、青脈があります。 世界の人民の共通した願望により『四海昇平』(世界平和)と命銘しました。特別の考えでデザインし作成しました。 彫刻には伝統的な風格も守り現代の思想も取り入れ技法の上では薄い浮き彫りと、線彫りと、細かく彫ることを結合させて精魂込めて彫刻したもので、古今を通じて珍しい巨大端渓硯の傑作に間違いありません。

--辛未年(1991年)端州 劉演 良識--


【世界最大の端渓四海昇平硯の裏側】
世界最大の端渓四海昇平硯 裏側 世界最大の端渓四海昇平硯 裏側
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■■訳■■


端州の石工は、その巧みなこと、まったく神わざだ。高い高いところで、天を踏まえるような姿勢で、刀をみがいて紫いろの雲を切りとる。 切りとったその石材をキチンと切りととのえ、みごとな硯を作り出した。硯池を彫り磨き、いっぱいに水を含ませる、萇弘の血が凝り固まってできた碧玉さながらと言うべきか、 ほのかに映る眼の冴えた青さ!  これが書斎にそなえられると、紗帷(しゃのとばり)は昼暖かで墨の花がさく春心地。 軽いあわ、ただようしぶき、松煤を固め麝香を練った墨のかおりが匂うてくる。この硯のいろつや、乾いてもあぶらぎった肌、薄くてもどっしりとした重さ、均斉のとれたすわり数寸の光が 澄んで秋の空のように太陽の輝きにすこしの曇りもない。ふくらんだ筆の穂先をひたひたとつけてみると、静かなそして新鮮な音がする。 これにくらべると、あの孔子さまが御使用になったという硯なんか、ばかでっかくて、武骨で、いやはや、とりたてて問題にするにも足るまい。